(続)愛玩動物飼養管理士で学んだこと
くらーいお話ばっかりもあれなんですが、考えさせられたことなので、もう少しだけ昨日の続きを。文字ばかりで申し訳ないのですが是非読んでください。
昨日の話に引き続きですが・・
日本ではじゃあまったく動物虐待行為が歴史上なかったかといえばそんなわけもなく。
動物虐待NOを改めて唱えることになった出来ごとは、江戸時代に重たい荷物を運ばされていた馬が真夏に水も食料も与えられずに、動けなくなってしまった時、運ばせていた人間がその馬のお腹の下で火を焚いた という出来事を日本人牧師が目にしてその現状に異論を唱えたこと だそうです。
「何百年前はひどいことしてたんだなあ』
いえ、そんな昔だけのことではありません!!
*ドレイズテスト
これは、近現代でも採用されている産業動物実験です。
体と顔を固定して動けないようにしたウサギの目にあらゆる薬品を投与し、その安全を調べる実験方法。
*バタリーケージ養鶏
鶏を固定し、狭い檻に閉じ込め身動きが取れない状態で、長い時間明るい電気の下で寝させずに体内時計を狂わせ、無理やり卵をたくさん産ませるやりかた。
鶏たちは、卵を産めなくなるまでこの狭いケージからは出られません。体がかゆくても足や頭を動かして掻けるだけの広さはありません。羽をばたつかせることもできません。
なんてひどい!!!許せない!!!!
動物虐待NOを改めて唱えることになった出来ごとは、江戸時代に重たい荷物を運ばされていた馬が真夏に水も食料も与えられずに、動けなくなってしまった時、運ばせていた人間がその馬のお腹の下で火を焚いた という出来事を日本人牧師が目にしてその現状に異論を唱えたこと だそうです。
「何百年前はひどいことしてたんだなあ』
いえ、そんな昔だけのことではありません!!
*ドレイズテスト
これは、近現代でも採用されている産業動物実験です。
体と顔を固定して動けないようにしたウサギの目にあらゆる薬品を投与し、その安全を調べる実験方法。
*バタリーケージ養鶏
鶏を固定し、狭い檻に閉じ込め身動きが取れない状態で、長い時間明るい電気の下で寝させずに体内時計を狂わせ、無理やり卵をたくさん産ませるやりかた。
鶏たちは、卵を産めなくなるまでこの狭いケージからは出られません。体がかゆくても足や頭を動かして掻けるだけの広さはありません。羽をばたつかせることもできません。
なんてひどい!!!許せない!!!!
これ以外にもたくさん例があります。
動物系の話に弱い私は、涙をためながら話を聞いていました。
「でも、、」
講師の方に質問されました。
「じゃあみなさんはスーパーでいくらの卵を買っていますか??」
(心の中で)148円とかだよな。。
「安い卵が売れるから、こうして効率よく卵を産ませて世に流通させる必要があるんです。
自由に身動きがとれる環境で、鶏が鶏らしく生きる環境で生まれる卵。それをそんな値段ではとうてい流通させられません。」
ドキっとしました。。。
「日本人がみんなこういった安い卵を買わなくなければバタリーケージ養鶏はなくなります。」
(注意:日本国内すべての卵生産業者がこういったやり方を採用しているわけではありません。)
化粧品だってそうだよな と思いました。
「”動物実験をしていません”といった表示のあるものしか買いません!」
という方は日本にどれだけいらっしゃるでしょうか??
恥ずかしながら私はあまり気にして買ったことがなかった。。
こうやって考えると、いかに自分が身勝手な感情だけで軽く考えていたかを痛感します。
養鶏場の方々だって、きっとそれをいいことだな~って思いながらやってるわけじゃない。必死に生活のために、生きるためにやってるんだ。
私が講義で一番心に残ったことは、
ここまで大きな事例ではないにしろ、日常の動物に対する見方については、「動物に対する見方というものに正解はない。」ということ。
アンケートによると、日本人の4人に一人はペットに対してネガティブな感情を持っているんだそう。
「でも、、」
講師の方に質問されました。
「じゃあみなさんはスーパーでいくらの卵を買っていますか??」
(心の中で)148円とかだよな。。
「安い卵が売れるから、こうして効率よく卵を産ませて世に流通させる必要があるんです。
自由に身動きがとれる環境で、鶏が鶏らしく生きる環境で生まれる卵。それをそんな値段ではとうてい流通させられません。」
ドキっとしました。。。
「日本人がみんなこういった安い卵を買わなくなければバタリーケージ養鶏はなくなります。」
(注意:日本国内すべての卵生産業者がこういったやり方を採用しているわけではありません。)
化粧品だってそうだよな と思いました。
「”動物実験をしていません”といった表示のあるものしか買いません!」
という方は日本にどれだけいらっしゃるでしょうか??
恥ずかしながら私はあまり気にして買ったことがなかった。。
こうやって考えると、いかに自分が身勝手な感情だけで軽く考えていたかを痛感します。
養鶏場の方々だって、きっとそれをいいことだな~って思いながらやってるわけじゃない。必死に生活のために、生きるためにやってるんだ。
私が講義で一番心に残ったことは、
ここまで大きな事例ではないにしろ、日常の動物に対する見方については、「動物に対する見方というものに正解はない。」ということ。
アンケートによると、日本人の4人に一人はペットに対してネガティブな感情を持っているんだそう。
私たちの愛すべきペットが、よその近所のお宅で日なたぼっこをすること。
見ていて、「可愛いな~」こう思うのは、ペットが好きな私たちだけで、そのご近所さんにとっては我慢ならないことかもしれない。
猫を飼っているとつきものの、毛が服に着く ということ。
毛が抜けて衣服につくのは、猫だから仕方ないよ、
これも嫌いな人にとっては許せないことかもしれない。
しつけにしてもそう、扱い方・見方、飼い方にしてもそう。
「そんなことしたらかわいそう!」
「なんで?」
「だって、、普通に考えてかわいそうやん!倫理的に!人道的にだめ!!」
(↑私はこれが普通に、世間一般に通じると思ってました)
「でも」
「でもそれはあなたの個人的な感情論でしょ?私はこれでいいと思ってるんだから。」
こうして、議論は平行線どころかけんかになって終わり。何も進みません。
だから法を学んで、法律や条例のもと、意見に「法でこうなってるから」と裏付けをつけさせる。
この資格のテストの半分ほどは、法律や条例、決まり、社団法人とは・・ などそういった
制度なんかの、一般的に「カターイ」内容です。
私は、動物の勉強をしたいのに、こんな社会科みたいな勉強つまんないよーーーーー
そう思っていました。
でも、動物と人間の共生を念頭において、「動物を守る」ためには、感情論で平行線の議論にならないように、こういった「決まり」・・ 他の人に「こういう決まりがあるから」と法の下で説得力をもって言えるようになるために学ぶんだ。
講義に行かなければ絶対に気付けなかったことでした。
勉強になりました。
書きたい事は山ほどあるのですが・・・読んでくださる方も重い内容ばかりだと疲れると思うので小出しにしていきますね^^
※試験はこういった勉強だけではありません!猫や犬、他の動物も生態なんかも学びます^^
いつか、何かの役に立てるように・・・冬の試験、頑張ります!
文字だらけの文章、最後まで読んでいただきありがとうございました(*´ω`*)